かきのめも

備忘録

STM32 Cube Monitorの使い方(基本)

STM32の内部変数を可視化できるツール。
Node-Redを使用している。
SWDでできるため,SWCLKとSWDIOの2線接続でデバッグ可能。
以下から入手可能(STのアカウント登録が必要)
www.st.com

使い方

右上の🈪→読み込み→ライブラリからSTM32CubeMonitor_BasicFlow.jsonを読み込む。
最初に起動するとデフォルトですでに読み込まれている。
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変数の追加

上のフローのmyVariablesをクリックし,Executableの右の鉛筆マークを押し,Folderから読み込むプロジェクトのDebagフォルダを指定する。
次にFileから.elfファイルを読み込む。
下にプロジェクト内の変数一覧が表示される。
Expand Variable Listをチェックすると配列の[0]以外も読み込まれる。
見たい変数にチェックを入れる。(グローバル変数のみしか見れない)
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プローブの追加

myProbe_Outをクリックし,STLINKを追加する。
複数ある場合,豆電球のマークを押すと対応するSTLINKのLEDがひかり,教えてくれる。

グラフの設定

myChartからグラフの表示設定が可能




DEPLOYを押し,DASHBOARDからグラフが確認できる。
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